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男性型脱毛症の特効薬

AGA治療薬です。

 

 

一昔前は、薄毛(表現が悪いがハゲ)を治すクスリ(ハゲクスリ)を

開発できたらノーベル賞!と言われていました。

 

 

 

それほど薄毛に効果のある薬を開発するのは難しいとされて

いたのです。

 

 

 

僕自身も1980年代から30年以上、効果があるとされる育毛剤や発毛剤

を使用してきましたが、有効な製品には出会えませんでした。

 

 

 

育毛剤や発毛剤には個人差があります。また、いつか生えてくるとの

期待から長期間の使用によって金銭面での負担も大きいです。

 

 

 

時代が変わって

 

 

 

現在、AGAのメカニズムは解析されていて原因はDHT(ジヒドロテストステロン)

であることが分かっています。

 

 

 

「テストステロン」という男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と

結びつくとDHT(ジヒドロテストステロン)という脱毛を促進する

男性ホルモンに変身します。

 

 

このDHTにより髪の成長を妨げられて髪の毛が成長しないまま抜け続けます。

 

 

5αリダクターゼ分泌量が多ければ脱毛が促進されやすく、少なければ

脱毛しにくいのです。

 

 

これらの体質は遺伝による影響があると言われています。。

これが、薄毛は遺伝する理由でもあります。

 

 

統計的には、母親系に薄毛の方が多いと薄毛の遺伝子を受け継ぎやすい

言われています。

 

 

 

AGAのメカニズムが分析されて偶然の産物で

有効なAGA治療薬も開発されます。

 

 

 

まず、「ミノキシジル」。

 

 

この薬は本来血圧を下げるための薬でした。

ところが偶然発毛作用があることが発見されたのです。

その後、臨床実験が繰り返され、発毛効果が確認されました。

 

 

日本では「リアップ」が有名です。

発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防に

効果を発揮する男性用発毛剤(医薬品)の塗り薬です。

 

 

そして、「フィナステリド」。

 

 

この薬は本来前立腺肥大の薬でした。

 

 

ところがミノキシジル同様に発毛作用があることが発見されました。

病院でプロペシアという薬を処方してもらうことで

手に入れることができる飲み薬です。

 

 

これらの有効な薬のおかげもあって新規の男性用かつら顧客が激減しています。

一昔前なら薄毛になったらかつらメーカへ相談するのが一般的でした。

 

 

僕も若いころにAGA治療薬があれば、おそらく使用していたと思います。

 

 

長期的に使用することが求められるので副作用のリスクが多少なりとも

あるとはいえ、自毛でフサフサになってヘアスタイルを楽しめることにこした

ことはありません。

 

 

しかし、

 

 

AGA治療薬は毎日使い続けないと脱毛が進む可能性が高いので

数十年スパンでの長期間に渡っての使用になります。

 

 

どれだけ安全性が確認されていても長期間での使用での副作用に

ついては不透明でもあり、自己責任なのです。

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