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カブスカウト活動

小学校2年生から5年生の小学生が属する

ボーイスカウトの弟分です。

 

 

モットーは、「いつも元気!」

 

僕は、小学校3年生から5年生まで神戸市のカブスカウト

◯◯団に所属していました。

 

 

大阪万博(EXPO’70)の翌年入団です。

 

 

入団日に自宅前で撮影した写真です(当時8歳)。

 

 

カブスカウト(以下、カブ)に入団したのは自分の意志ではありません。

 

 

”アカンタレ”の僕を自立させたいとの思いから母親が知り合いに

頼み込んでの入団です。

 

 

 

しかも、誰にも頼れないようにするためにわざわざ

別校区のカブに入団させられます。

 

 

自宅からカブ活動拠点は、山(正確には墓園)を越えて徒歩で

約1時間かかる場所です。

 

 

 

入団後は、毎週土曜日と祝祭日がカブ活動日です。

 

 

土曜日は、終業後昼食を摂り、カブの制服に着替えて

一人でカブ活動の集合拠点まで徒歩で行きます。

 

 

1971年当時、道路は舗装されていない箇所も多く、山には街灯が

ありません。カブ活動が終わる時間帯は夜です

 

 

街灯がない真っ暗な山道を歩いていると光る目があちこちに。

野犬の集団です。追いかけられたことも数知れず。

 

 

夏場になると苦手な蛇、百足、蜘蛛との遭遇。

 

 

8歳の子供にとっては毎回恐怖との戦いです。

 

 

 

そして、もっと辛かったのは、

 

別校区のカブ団なので団のメンバーには友人、知人は一人も居ないこと。

他のメンバーは同じ学校の友人です。僕一人が部外者感。

子供心にも居心地の悪さを感じていました

 

 

一方で通常のカブ活動と頻繁なキャンプで他校区の子どもたちとの

ふれあいは、かけがえのないもので貴重な体験でした

 

 

また、カブ活動での部外者感を感じる度に、月曜日から金曜日の

学校が楽しみでしかたないのです。カブ在籍中は小学校生活が

とても充実していました。

 

 

あれから早45年経ちました。

 

 

今でも帰省して当時通った道を歩くと、その頃の団の仲間や

優しかったデンマザーや副隊長、隊長のことを思い出します。

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