日本の将来
- 投稿日:2015年07月03日
- 作成者:
- カテゴリ:スマートライフ, ビジネスモデル, 危機管理
日本の将来予想を知ることが危機管理に繋がります。
社会保障費の重すぎる負担
2015年現在、日本の歳出で最も大きいのは社会保障費です。
社会保障費とは、年金、医療、社会福祉、生活保護、介護等です。
そして、将来、現状の社会保障レベルを維持するには、極めて
厳しい状況です。
少子高齢化の日本の労働人口は毎年1%ほど減少しています。
それでも楽観的に日本の経済成長率が現状維持できるとしても
2015年現在の社会保障サービスレベルを提供するには、10年後には
社会保障負担率は、現在の40%から49%にアップ。
消費税率は、現在の8%を19%にアップしなければなりません。
以降、2035年、2045年と時間経過とともに社会保障負担と
消費税負担は増えていきます。
但し、国民へ急激な負担を課すと選挙で負けてしまうため、日本政府は
国債を発行し続けるでしょう。
しかし、いずれ借金もできない時代が来ます。すると社会保障レベルを
下げざるをえなくなります。
結果として
年金支給額が下がり、反対に年金受給開始年齢が上がります。
また、医療負担率が上がるでしょう。その他生活保護のレベルが下がり、
介護負担が上がり、
国民の生活レベルも下がり続けます。
そこで、国民ひとりひとりが危機管理意識をもって国家に頼らない
自立意識を高めることが必要です。