ペットロス
- 投稿日:2015年08月02日
- 作成者:
- カテゴリ:コア, 家族
最愛のペットを失うことです。
知り合いの方の家族同然で可愛がっていた愛犬(♀)が
先日、虹の橋を渡りました。
この方には、子供が居ないのでワンちゃんを実の娘のように
可愛がっていました。
仕事でお電話した際、明らかに声が沈んでいて元気がありません。
心配になり、いつもは商材をゆうパック便で送付するのですが、
この日は、相談事があると伝えて手渡しするとして訪問。
そこで愛犬を失ったことを聞かされました。
ペットロスは、経験したものでないと分かりませんがとても
辛いです。そんなときは、誰かに悲しい気持ちや愛したペットの
話を聞いてもらいたいものです。
その日は、ビジネスの話を早々に切り上げて愛犬の話を
聞くことにしました。
愛犬との出会いから幼犬時代、子犬時代、成犬時代、母親犬時代の
話をまるで映画のようにたっぷりと伝えていただきました。
最期まで頑張って生き続けようとした話、
一日でも一時間でも一分でも長く生きてほしいと必死に看病した話。
彼女が虹の橋を渡る瞬間には、
彼の目を見つめて
「今まで愛してくれてありがとう。本当に幸せな一生でした」
と語りかけてくれました・・・。と言う彼の両眼はキラキラとした
水滴で光っていました。
虹の橋(詩)
天国のほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれる場所があります。
この地上にいる誰かと愛し合った動物たちは、死ぬとそこに行きます。
そこには草地や丘があって彼らはみな走り回って遊んでいます。
食べもの、飲み物もたっぷりあって、晴天でポカポカ
そこにいる動物はみんな幸せです。
生前、病気だった子も年老いた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついた子も不自由な身体になっていた子も
元気な身体を取り戻すのです。
まるで過ぎた日の夢のように。
みんな幸せで満たされているけど、ひとつだけ不満があるのです。
それは彼らにとって特別な人、別れてしまった人がここにいない
どうしようもない寂しさ。
彼らは、いつも虹の橋に来た動物たちと一緒に遊んでいます。
でも、ある日・・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はキラキラと輝き、身体は喜びでふるえはじめます。
突然、その子は群れから離れて、草原を走りはじめます。
速く、もっと速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱き合います。
強く、強く、抱き合います。
そして、もう二度と離れたりはしないことを知るのです。
歓喜のキスがあなたの顔中に振りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく撫でます。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度覗きこむのです。
あなたの人生において長い期間失われていたけど
その心からは一瞬でも消えたことのなかった愛くるしいその瞳を。
やがて、あなたとその友は一緒に虹に橋を渡るのです。
<インディアンの教えより抜粋>