糖質制限ダイエット

バランスのよい食生活が大切です。

 

 

 

いつの時代もダイエットブームです。

 

 

有名人のダイエット本が飛ぶように売れて、

各種ダイエット運動が流行ります。

 

 

 

でもブームになるダイエットには、いずれも前置きがあって、

 

「楽して」、「簡単に」、「短期間で」、「美しく」

 

 

 

今は、糖質制限ダイエットブームです。

 

 

 

 

 

何故、糖質を制限すると痩せるのか？

 

それは、脂肪をグルコースに変換する効率が悪くなるからです。

言い換えると、燃費の悪い車に乗り続けるようなもの。

 

 

 

糖質を制限するとグルコース変換効率が極めて悪化して、消費カロリー

が増えて、その結果痩せるのです。

 

 

 

空腹時に運動すると体脂肪の消費量が増えます。

つまり、糖質を制限すると空腹時と同じ効果が常に得られるのです。

 

 

 

元々、糖質制限ダイエットは欧米で評価された方法です。

 

ここで注目すべきは、欧米人と日本人の食生活の歴史の違いです。

 

 

農耕民族で穀物や野菜を多く食べていた日本人。

狩猟民族で肉食中心だった欧米人。

 

 

食習慣の歴史の違いから、腸の長さや働きにも違いがあります。

 

 

 

炭水化物を極力減らす代わりに、肉はいくらでも食べてもいい！

 

カロリーは気にしなくて良い！

 

糖質（特に炭水化物）だけをカットすればそれでいい。

 

 

 

日本人には、別の問題が発生しそうな気がします。

 

そもそも楽に痩せても健康を害したら本末転倒です。

 

 

 

やはりバランス良い食生活で、摂取カロリーと排出カロリーを

コントロールして健康的に痩せることが望ましいです。

 

 

 

 

簡単、手軽、楽なダイエット方法は、身体のメカニズム、そのダイエット

理論の前提条件、効果範囲、日本人の食生活の歴史等の歴史的な事実も

踏まえて総合的に判断しなければ危険だと思います。