【危機管理】備えましょう!
- 投稿日:2018年09月09日
- 作成者:
- カテゴリ:危機管理
日本は地震列島です。防災よりも減災です。
今月9月6日3時7分に、北海道胆振地方中東部を震源として
北海道胆振東部地震が発生しました。
この地震の影響で道内全域が”ブラックアウト”
まさか、実際に日本国内で広範囲でブラックアウト、つまり
発送電システムの全系崩壊が起こるとは・・・。
震災で被害に遭われた方へ. お見舞いとご冥福を心より
お祈りしますとともに改めて日本は地震列島であることを
認識させられます。
僕の生まれ育った神戸市。神戸市にはある安全神話がありました。
それは、神戸には大震災は起こらないということ。
事実、僕が生まれ育った24年間で有感地震はほとんど
ありませんでした。
ところが、1995年に阪神淡路大震災発生・・・。
日本はいつでもどこでも大震災に見舞われることを覚悟して
暮らさなければなりません。
東日本震災後の地震特集番組で地震学者や専門家が、MCから
国内で安全な場所は何処ですか?の質問に、次のように
答えていました。
「日本国内は何処でも大地震が発生する可能性があります。
あえて安全な場所を申し上げると(事故を起こした)福島
原発から離れている九州地方、特に熊本ですね」
また、別の専門家は、日本国内の安全な地域として
「北海道は台風と無縁。大震災は内陸では起こる可能性が
極めて低いですね」
政府が発表する大震災に見舞わられる確率!なんて全くアテに
なりません。日本は地震列島です。いつでも何処でも大震災に
見舞わられる可能性があるのです。
その時期と場所がわからないだけです。その時期は今日かも
しれないし、1ヶ月後かもしれない、100年後かもしれない。
大震災を止める、防ぐ力は残念ながら人類にはありません。
だからこそ減災が重要です。つまり大震災が来ることを
前提にした備えです。
備えることの原点は危機管理です。
危機管理が、自分を救い、家族を救い、企業を救い、
そして国家を救います。
そんなことは起こらないよ♪
起こってもなんとかなるよ♪
危機管理を軽視する国家では、国民の命・財産を守ることは
できないと思います。
危機感を持って備えることです。
改めて個人レベルでの危機管理が問われていると思います。