【危機管理】備えましょう!!!
- 投稿日:2019年12月06日
- 作成者:
- カテゴリ:危機管理
日本は地震列島です。防災よりも減災です。
最近、関東地域で地震が多いですね。
先月末から昨日までの1週間で関東地方を震源とした
地震は16回発生しています。
茨城県や栃木県では12月3日、4日の2日間だけで、
震度3以上の地震が5回発生。
頻発する地震にメディアも首都直下型地震関連の
番組が増えています。
そのうち首都直下型くるんじゃないか?との
不安な声も増えています。
しかし、
今更のことですが、
日本は太古の昔から地震列島です。
僕の生まれ育った神戸市。
その神戸にはある安全神話がありました。
それは、神戸には大震災は起こらないということ。
事実、僕が生まれ育った24年間で有感地震はほとんど
ありませんでした。
数年に1回あるか否かの震度3以上の地震が発生すると
一寸したニュースになりました。
ところが・・・1995年に阪神淡路大震災発生・・・。
まさか、神戸で大震災が発生するとは・・・。
愕然としました。
日本はいつでもどこでも大震災に見舞われることを
覚悟して暮らさなければなりません。
2011年の東日本震災後の地震特集番組で
地震学者や専門家が、
「国内で安全な場所は何処ですか?」
の問に次のように答えていました。
「日本国内は何処でも大地震が発生する可能性があります。
あえて安全な場所を申し上げると(事故を起こした)福島
原発から離れている九州地方、特に熊本ですね」
また、別の専門家は、日本国内の安全な地域として
「北海道は台風と無縁。そして大震災は道内では起こる
可能性は極めて低いですね」
政府や学者が発表する大震災に見舞わられる確率!
なんて全くアテになりません。
繰り返しますが、日本は地震列島です。
いつでも何処でも大震災に見舞わられます。
その時期と場所がわからないだけなのです。
そのときは、今日かもしれないし、1ヶ月後かもしれない、
100年後かもしれない。
だから、大震災が来るのでは?と過剰に心配する必要は
ありません。精神的に疲れてしまいます。
日本は地震列島で、いつでも何処でも大震災に見舞われる
可能性あることを素直に受け入れる(覚悟する)しか
ないと思います。
大震災を止める、防ぐ力は残念ながら人類にはありません。
だからこそ減災が重要です。
つまり大震災が来ることを前提にした備え(覚悟)です。
備えることの原点は危機管理です。
危機管理が、自分を救い、家族を救い、企業を救い、
そして国家を救います。
そんなことは起こらないよ♪
起こってもなんとかなるよ♪
危機管理を軽視する国家では、国民の命・財産を守ることは
できないと思います。
危機感を持って備えることです。
改めて個人レベルでの危機管理が問われていると思います。