【仕事力アップ方法】武道・武術にヒントがあります。
- 投稿日:2020年08月14日
- 作成者:
- カテゴリ:危機管理, 生き方
最強の護身術は、危険な場所・人に近づかないことです。
そして万が一、近づいてしまったら安全な場所まで
逃げることです。
以前から当ブログで何度が紹介させていただいて
いますが、最強の護身術は術を学ぶことでは
ありません。
”危険察知能力を高めること”です。
それには武道、武術のエッセンスが役立ちます。
武術の術をマスターすることは難しいかもしれませんが、
考え方を取り入れることはすぐにできます。
そして、それらのエッセンスは、仕事力をアップさせて
対人関係を良好に保つ上でも大いに役立ちます。
仕事力をアップさせれば、ビジネスの世界での
対人関係は良好になります。
武道・武術では、最初にフォームバランスから
学びます。機敏さが重要かと思われますが
まずはゆっくり行い、正しいフォームを
身に付けることが重要です。
例えば、空手の稽古は、
基本稽古 →
移動稽古 →
型稽古 →
キックミット →
組手
の順番です。
基本稽古も移動稽古も型稽古もキックミット稽古も
すべて組手の為の稽古です。
組手とは、直接打撃で顔面以外の部位への突き、蹴り、
捌き技を決めてその有効技により優劣を決する
練習方法です。
最終目的の組手の為に、丁寧に正しいフォームで稽古を
みっちり行います。正しいフォームを身に付けた人の
組手は常に正常心で無駄がなくとても綺麗です。
この考えを私生活、ビジネスの場にも持ち込むのです。
つまり、ゆっくり行うこと。ゆっくり行うことは
怠慢という意味ではありません。
丁寧に、すべきことに注力して慌てないことです。
その意識で行動するだけで、周りがしっかりと
見えてきます。
客観的に自分の立場が理解できます。
誤った行動をすることを防げます。結果として
仕事のパフォーマンスが高まります。
次に、武道・武術での間合い。
つまり、相手との距離のことです。
自分にとってもっともリラックスできる距離を
見つけて保つことです。
数センチ、場合によっては数ミリの距離を意識
するだけで無駄な緊張を和らげてくれて
周りがしっかり見えてきます。
対人関係においてもこの意識(空間意識)で対峙
できれば、あらゆるシチュエーションで自分を
優位に保つことができます。
そして、呼吸法。武道・武術では腹式呼吸を使って
鼻から吸い、口から吐き、丹田を鍛えます。
日常生活においてもこの呼吸法をすることで
パニックに陥っても平常心に戻すことができます。
もし、緊張感が高まり、パニックに陥りそうになったら
腹式呼吸で鼻から吸い、口から吐くことを繰り返して
ください。徐々に落ち着いてくるはずです。
今からすぐにできることですのでお試しください!