頭皮の脂≠薄毛の原因
- 投稿日:2021年01月08日
- 作成者:
- カテゴリ:ヘアケア, 育毛・発毛, 薄毛
頭皮の汚れや脂で薄毛は進行しません。
頭皮が汚れていたり、脂が詰まっていると
薄毛になると信じられていたのは
19世紀の話です。
20世紀になってから多くの科学的な検証から
この仮説は完全に否定されています。
現在も頭皮を清潔にして脂を取ることが
薄毛にならないためのヘアケア!
と誤った情報が氾濫しています。
たしかに、皮脂量が多すぎて脂漏性湿疹で
頭皮に湿疹が出来ることがあります。
この湿疹が悪化すると毛が抜けることが
あります。
ただし
AGAとは違って一時的な脱毛であって湿疹が
治れば新しい毛が生えてきます。
また、育毛シャンプーを使うと薄毛対策に
なるようなコピーも見受けられます。
毛髪をつくるのは毛包部分です。この毛包部分は
頭皮から数ミリ下にあります。シャンプー剤は
この毛包部分まで絶対に届きません。
よって、育毛・発毛効果を謳ったシャンプー剤で
毛が育ったり生えることはありません。
重要なのは、すすぎです。
すすぎすぎるほどで
丁度よいです。
多くの方はすすぎが足らないのです。
シャンプー時間の3倍が理想のすすぎ時間です。
洗いすぎもよくありません。
シャンプーは一日に1回で十分です。
髪の毛にまつわる多くの誤解に惑わされない
ようにしてください。