【大手カツラ会社その2】カツラへの誘導
- 投稿日:2021年01月22日
- 作成者:
- カテゴリ:大手メーカーその2
残りのローンでオーダーメイドカツラを
作りませんか?
長文で失礼します。
今回こそ!
と信じて契約した増毛法。
しかし、増毛だけで
毎年100万円の出費・・・。
結毛増毛法は、経済面でも
負担が大きすぎる・・・
そんな気持ちを持ち始めた頃、
アドバイザーから、
オーダーメイドカツラへの転向を
進められます。
結毛増毛では、
追加で延々と数千本から数万本の
契約が必要(年間100万円ほどの費用)
継続することは経済的にも無理。
どうしたらいいのか・・・。
最初の大手カツラ会社で辛い思いをした
オーダーメイドのカツラ
その頃、カツラに対してはネガティブな
感情しかありません。
結局、カツラか・・・
カツラに対して懐疑的な私の心理を
見透かすようにアドバイザーからは、
今までのカツラの常識を破る画期的な
カツラと取り外し不要の装着方法を
説明されて最新の人工毛を使った製
品を紹介されました。
そこで、
「遠藤さんだけ
特別の対応をさせていただきます。」
「本当は、増毛をカツラへ移行する
ことはできないのですよ」
と前置きをされて
当時5000本ほど残っていた結毛増毛を
かつらへシフトする契約を結ぶこと
になりました。
結局、この会社の結毛増毛法は、
残念ながらオーダーメイドカツラを
購入させるための撒き餌的に
過ぎなかったのだと思いました。
マーケティング的に説明すると
フロントエンド商品が、無料カウンセリング、
増毛で、バックエンド商品が、
オーダーメイドカツラです。
誤解のないように申し上げると
自毛を活かした結毛増毛法
は、画期的な技術です。
適正価格なら多くの毛髪に悩む
方々を満足させることができます。
しかし、
結局、
増毛からオーダーメイドカツラ
への転向。
カツラ地獄から開放されると信じて
いた増毛法は、期待はずれ。
しかも・・・
新たに紹介された人工毛カツラの値段は、
最初の大手メーカーの約2倍の
1枚85万円!
これで、
なけなしの貯金を使って100万円減らした
クレジットローンが再度200万円を
超えました。
当時の自分は、
!増毛できるなら!
と必死で冷静な判断ができません
でした。
当然のことながら薄毛の悩みは、
親にも親しい友人にさえ
相談できず、
自分ひとりで誤った判断を
繰り返していました。
感覚が完全にマヒしていました。
アドバイザーからは、人工毛カツラ
の軽量さ、特殊な
人工毛なので水分を吸収しない
速乾性、耐熱性等々、
人毛よりも遥かに多くのメリットが
あることを強調されました。
しかし・・・
実際に出来上がった人工毛カツラを見て
愕然としました。
人毛のような風合いがなく不自然に
キラキラしています。
一方でアドバイザーに説明通りに、
軽くて、ウエーブが簡単に付くので
セットはしやすい印象を受けました。
軽量、耐熱性、速乾性の良い点だけで
半ば自分を納得させて使っていましたが、
使用し始めて人工毛特有のピーリングと
いう現象に悩まされることになるのです。
ピーリングとは、
毛が縮れてくる現象のことです。
当時、契約した人工毛カツラは、
新規装着2ヶ月後頃から
縮れが目立つようになりました。
ピーリングは、摩擦による静電気や
毛を引っ張ることで発生します。
このピーリングという現象は、
人毛では基本的に起こりにくいです。
ピーリングが起こると、見た目にも
不自然(不潔にも見える)です。
根本的な解決策は、
ピーリングを起こした毛先をカットする
しかありません(現在の高級人工毛は
アイロンで毛先を伸ばすとピーリングを
解消できます)
当時は、ピーリング部分をカットする
しかないので、どんどんかつらの人工毛が
短くなるのでヘアスタイルにも
限界があります。
また、ピーリングを放置すると、
誰の目にもかつらと映リます。
但し、人工毛には、前述のように
メリットもあります。
このピーリングに悩まされて以降、
一枚85万円の不自然なカツラ
との戦いが待っていたのです。
下記の写真が
ピーリングを起こした人工毛です。
毛先すべてが、このような状態に
なると誰が見ても不自然に
見えます。
一方で、カツラ会社から、
1枚では壊れたときの対応が
できないので、
リペア用にもう一枚製作しましょう!
結局、押し切られるように
1枚85万円のかつらを2枚契約です。
ピーリングで毛先がチリチリに
なったカツラを交互に使う毎日です。
装着は、接着剤を使って自毛に
かつらを結ぶ方法。2週間ほど
なら生活に支障もないのですが、
それを過ぎると自毛が伸びて
カツラがグラグラ動きます。
自毛地肌も綺麗に洗えない。
ピーリングだらけ、
新たなローン、
安定しない装着・・・
ストレスだらけの毎日です。
しかし、
ここから本格的なローン地獄が
待っていたのです。