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最適な離職率は?
離職率=退職率
40代、長期療養後の就職活動で人材エージェントから
紹介された某外資系企業での人事本部長面接のときの話。
学歴、職歴の説明が終わり、フリーでの面談に進みます。
このときの面接官との相性は悪く噛み合いませんでした。
以下、面:面接官 私:遠藤
面「長期療養した理由は何ですか?」
私「体を壊しての療養です」
面「だから、その理由を聞いているのですよ」
面「病名を聞いているのですよ」
面「それは、本当に治ったのですか?入社後再発はないですか?」
暫く、長期療養の話が延々と続きます。
勿論、想定内の質問でしたが問いかけ方が刺々しいのです。
その後、逆質問の時間で
私「御社の離職率は、大凡でかまいませんが何%ですか?」
面「はあ?何故、そんな質問をするの?」
面「あなたは外資系企業で長く働いていて離職率が気になるの?」
面「反対にあなたに聞きます。最適な離職率を教えてください」
私「最適という定義では答えにくいのですが、一桁代(%)です」
面「離職率が一桁・・・(苦笑)」
面「会社はサークルではありません」
面「会社は仲良しクラブではありません」
面「弊社の離職率は言えませんが、私が求める離職率は25%です」
面「外資系企業は短期で結果を出せない人材は不要」
面「だから4年で全社員が入れ替わる25%が理想です」
面「四半期毎に人事評価をするので25%の離職率なら結果のでない
社員を辞めてもらって新しい血に入れ替えやすい」
重くるしい空気が流れて・・・最後に、
面「あなたの採用については現場とも相談します」
面「しかし、離職率に拘り、一桁代を求める人は弊社には向きません」
面「結果はエージェント経由でお伝えします」
その日の夜にすぐにエージェントから連絡がありました。
予想通リに不採用です。
離職率が25%を理想と言い切った人事のトップ。
4年で血を入れ替わることを求める企業。
色々と考えさせられました。
ちなみに、この外資系企業は既に日本から撤退しています。
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口コミはありえない。
口コミはとても有効で強力なコミュニケーション手段です。
特に直接手に触れずに商品を購入するネット通販の商品に
おいて購入動機のは広告でも店頭推奨でもなく、口コミだったりします。
それでは、かつらや増毛関連の毛髪製品はどうでしょうか?
実際には、お洒落目的の製品以外は口コミでは広まりにくいです。
インターネット上にはかつら関連の口コミサイト(掲示板)が見受けられ
ますが、本当の愛用者の声であるかは疑わしいです。
愛用者満足度No1メーカはここだ!的なサイトは乱立しています。
冷静に考えていただければわかることなのですが、悩み解消のために
かつらや増毛をしていることが他人に知られても気にならない人はとても
少ないです。
親兄弟、家族にさえ知られたくないことを他人に公開する人は稀です。
例え匿名でも自分の愛用かつらを評価した結果がネットで掲載される
ことには強い抵抗感があります。
そもそもかつら愛用者がかつらのアンケートに応える
こと自体が極めて少ないでしょう。
よって毛髪の悩み解消目的のかつらや増毛の毛髪製品が口コミで
広まることはありえないのです。
悩み解消目的のかつらや増毛の毛髪製品を口コミサイト情報を鵜呑み
にすることは危ういことです。
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やる気を出す簡単な方法
やる気が出るまで行動しない?
おはようございます!城戸です。
やることがあるにも関わらず、やる気が起こらない。
先延ばし先延ばしで成果が出ない。
やる気があれば何でもできる!のですが、
やる気が出ないと何もできませんし、成果も上がりません。
そこで、やる気を起こすには?ですが、
それは、行動することです。
動くことです。
掃除、ストレッチ、軽い体操、軽作業、、、
とにかく、動くことです。
人間の脳には側坐核という部分があります。
行動すると(動くと)
↓
この側坐核が働きます
↓
脳内物資(やる気ホルモン)が出ます
↓
やる気がで出ます
これがやる気のメカニズムです。
逆説的に申しますと、行動しないでじっとしているときは
やる気が出にくい状態にあります。
とにかく、動いてみる。
側坐核が働き出して脳内物質が出始めてやる気が
どんどん溢れてくることを実感できるはずです。
最近は少なくなりましたが、会社で始業前に行うラジオ体操も
社員のやる気を上げるにはとても理にかなっているのです。
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かつらはどうやって装着するの?
装着方法は人それぞれです。
僕が、人生ではじめて大手毛髪製品メーカから
オーダーメイドかつらを購入したのは、1990年代
前半です。
当時の顧客はかつらメーカからの情報のみで判断する
しかありませんでした。
よって、メーカの無料相談を受けると、ほとんどの方が
その場で契約していた時代です。
僕のように複数枚のかつらを高額ローンで購入するにも当たり前。
時代が変わり、
現在はインターネットで顧客も容易に毛髪製品情報を入手
できます。
20年前はアンタッチャブルだった毛髪製品情報がスピーディ
に、かなり正確に入手できるようになりました。
しかし、ビジネスとして対顧客へ提供するには、実際の製品を
評価することが重要で、工場の製造レベルをきちんと確認する
必要がありました。
すべてネットで完結する世界ではありません。
さて、今回はかつらの装着方法について記します。
僕がはじめて使用したかつらは、金具留です。
弊社のお客様からいただく質問で多いのが
「どんな装着方法が良いのですか?」
僕の体験から申し上げると
「生活環境に合わせて最適な装着方法を選ぶこと」
と応えています。
さきほどの金具クリップは、簡単に脱着ができますので
簡単に外れやすいです。
触ると金具部分が分かります。
同じ箇所で留めていると留めている箇所の
自毛に負担が集中します。
等のデメリットがあるのですが、
一方、
帽子感覚で脱着できますから、
外したいときには簡単に外せて、
自毛、地肌の細かい部分まで丁寧な洗髪が可能。
短期間での外出、帽子感覚での外出には適しています。
他社製品の比較も可能です。
外出する機会が少なくて、自毛、地肌を思う存分洗髪したい方
に、連続装着型は不向きです。
また、注意していただきたいのは、
連続装着方法をかつら会社のサロンで受ける
↓
自分では外すことが難しい
結果、その製品を使い続けることになります。
自分で外せないから当然他社製品(だけではなく、画期的な
装着方法)を試すことができないのです。
装着方法は、人それぞれ。
万人が満足する装着方法はありません。
そもそも編み込み装着方法でも複数種類の方法があります。
最近は、自毛や地肌への負担を軽減できる弊社オリジナル技術の
編み込み方法があります!
よって、
自分の生活環境や習慣に合わせて最適な装着方法を選択
することがベターです。
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10分で500本(10分で15,000円)リタッチできるエクステビジネス
10分で500本のピンポイントスピード増毛
おはようございます!城戸です♬
現在、一般的に流通している増毛用の人工毛は、
2本、4本、6本タイプが主流です。
2本タイプは1本の自毛を3倍、4本タイプは5倍、
6本タイプは7倍に増やせます。
一方で
2本、4本、6本タイプのエクステでは、下記の
ような要望に応えることが難しいのです。
増毛はしたいけど健康な自毛が少なくて思うように
増やせない。
あるいは、
旋毛あたりだけまとめてボリュームアップしたい。
あるいは、
ピンポイントでおしゃれを楽しみたい。
等の要望に応えるために、新たなエクステシートの開発を
行ってきました。
しかし、一般的には本数タイプが増えていくほど自毛に
括った粒が大きくなってしまいます。
こんな感じです↓
2本タイプ ・
4本タイプ ・
6本タイプ ●
これでは、とても使いにくい。。。。
そこで弊社では、8本~50本タイプのボリュームであり
ながら自毛に括った粒の大きさが4本タイプと同じ粒。
すなわち、括ったつぶが目立たないエクステサービスを
開始します。
粒を小さくさせる為の特殊技術は、弊社のパートナー様
が特許申請済みです。
当該タイプのシートをご利用いただきますと1時間で
最大5,000本の増毛が可能になります。
あるいは、10分で最大500本の増毛が可能です。
1本30円の競争力の高い価格設定でメニュー化すると
10分で15,000円の収益になります。
リタッチの際は、粗利益率が100%になります。
当該エクステをご利用いただきますとヘアデザイン
バリエーションが増やせます。
詳細については、遠慮なくお問い合わせください。
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理想のかつらを求めて500日
かつら!かつら!かつら!
今から7年前、起業する前、
よし!日本国内で流通しているかつらを徹底的に評価しよう!
そして理想のかつらを見つけてやる!
と思い立ちます。
そこで2010年2月からインドネシア、中国、韓国の毛髪製品会社
工場へ渡航、コンタクトして日本国内で流通しているかつらを
片っ端から入手し、検証しました。
完全オーダーメイド製品、セミオーダー製品を含めて100枚以上
のサンプルを入手して実際に自分自身でも被って生活して評価の
毎日です。
一番最初は、インドネシア関係機関に連絡をして毛髪製品会社
情報を得てコンタクト。その後、親戚の紹介でインドネシア在住
のビジネスマンにかつら工場を紹介いただきます。
生まれてはじめてインドネシア・ジャカルタから中部ジャワ州の
州都であるスマランへ渡航。強行スケジュールで工場代表と
面談。
その後、帰国後は、中国(青島)、韓国(仁川)の毛髪製品会社
へコンタクト、50以上の工場の社長と面談。
あらゆる毛髪製品を取り寄せました。
入手して実際に被って評価した一部のかつらです。
結果、世界の大手毛髪製品会社が高額製品として販売している
製品を製作しているSランクの工場と出会います。
それまでに100枚近いかつらを評価してきたのでかつらを見る目は
相当に鍛えられていた僕が、Sランクのかつらを見たときは
その出来栄えの良さに驚きました。
毛質、つむじ周り、生え際、毛流すべての作り込みレベルが他の
かつらと違うのです。
500日を費やしましたが理想のかつらにやっと出会えました。
サンプルを見てすぐに自分用のかつらを製作してもらい評価。
耐久性も高く、見た目の自然さは僕が出会ってきたかつらのなかで
一番です。
かつら増毛歴四半世紀で大手メーカ、準大手、中堅、通販、海外製
等々あらゆるかつらを見て触って使ってきた僕が自信をもって
奨められるのがSランクのかつらなのです。
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3社目のかつら会社へ。
大手メーカ2社のかつらを経て3社目のかつら会社
大手メーカで6枚のかつら、各種育毛製品、育毛コースを
契約。多額のローンと頭の形にフィットしないかつらと
ピーリングで不自然になったかつらが残りました。
紆余曲折を経て
転職を切欠に、かつらを外すことを決意。
短髪にして働き始めます。
毎月の返済額は、家賃並みになっていました。でも
かつらの不自由さから開放されて精神的には随分
楽になっていました。
しかし、元々細くてコシがない自毛でのスタイルは
限られています。
経済面でも精神面でも追い込まれたかつらですが、
相変わらず理想的なかつらを探していました。
また、その頃(20代後半)で体調を崩して生まれてはじめての
入院を経て改めて人生を変えたいとの気持ちが強くなって
いました。
借金返済と自身のキャリアアップの為、30歳で外資系IT企業
へ転職します。
そこで、本当に今度こその思いで新たなかつら会社へ行きます。
この会社は、当時の大手メーカに比べて良心的に思えました。
結局、この10年近く利用することになります。
但し、決して満足していたわけではありません。
同社の独自技術での装着方法を使っていると他社製品を試すことが
できないのです。それが10年間継続利用した一番の理由です。
かつらの自然さでは大手メーカに劣ります。人毛なので風合いは
あるのですが、大きいネットを採用されたベースを隠す為に
必要量以上の毛量。また、つむじ部分はミカンのヘタのよう。
一方で独自の装着方法で1ヶ月近く(比較的)安定して利用
できます。頭皮、毛髪も広義な意味では洗えます。
でも服を着たまま体を洗うような感覚です。
自毛と地肌を徹底的に洗うことはできません。このストレスは
大きかったです。また、自毛への負担もあって、僕の場合は10年間
の連続使用によって自毛の一部が抜けて薄くなりました。
今もくっきりと装着跡が残っています。
上記写真は技術者に頼んで毛量を減らしてのスタイルですが、
それでもやはり量が多いです。
また、月1回の調髪と即時装着料金が大手メーカの3倍。
年間でのコストで比較すると大手メーカと変わりません。
途中でレンタル形式に変わり、自然なタイプを選択すると
レンタル料金は2年で70万円。
毎月の調髪&独自装着が12,000円。その他ケア製品を含めて
2年で約100万円。レンタルなので契約終了で手元には何も
残りません。
2年で100万円、10年で500万円・・・。
その後、独自装着を止めて他社製品を比較検討をし始めます。
そこで、とても自然で扱いやすいかつらがあることを知ります。
装着方法も自毛地肌への負担も少なく安定性も高い。価格も
今まで使ってきた3社の半額以下です。
それから、国内で入手できるかつらを片っ端から自分で
使って評価しました。
起業の1年ほど前のことです。ここから理想のかつらを探して
日本国内、中国、韓国、インドネシアの毛髪工場へ渡航、
コンタクト、気がつくと500日経過していました。
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ピーリングで毛先チリチリの1枚85万円のかつら
使い捨て増毛→人工毛かつらでかつらローンが倍増
昨日のブログでお伝えした使い捨て増毛法を諦めて新たに作成した
人工毛を使用したかつら。
1枚85万円也。
しかし、このメーカでも、かつらが破損したときのスペアが絶対に
必要。追加で1枚作成しましょうとの説明。
冷静な判断ができなくなり、感覚が完全に麻痺していた僕は、
新たに契約することになりました。
約1.5ヶ月後、かつら2枚が完成。
現在、このときに作成したかつらは手元に残っていません。
あまりにもピーリングが酷くて廃棄しました。
装着の日から違和感を感じていました。
人毛のような風合いがない、
人毛のように自毛に馴染まない
水分を弾くので自毛部分が濡れても
人工毛部分(かつら部分)は乾いている。
当時、人工毛の説明では、
水分を吸収ににくいのでセットが楽♪
形状記憶毛髪なのでセットが楽♪
よくよく考えれば、
人工毛のデメリットをメリットに見せるトークだったのです。
この違和感(不安)は、約2ヶ月後に現実のものとなります。
ピーリングが発生したのです。
全体の毛先がチリチリになって見た目にも不自然なのです。
どれだけ時間を費やしてもチリチリは直りません。
取り外ししなくてもよい連続装着方法で使用していたので
余計にピーリングが進みました。
ピーリングは枕との摩擦でも発生するのです。
結局、メーカ直営店舗で毛先をカットすることで対処。
みるみるうちにかつらの毛が短くなっていきます。
2枚のかつらも数ヶ月で毛先カットできる限界がきて、以降は
毛先がチリチリの不自然なかつらを誤魔化して生活することに
なりました。
朝、鏡の前で少しでもピーリングが目立たないようにセット。
強風の日は、セットが乱れるので外出を控えていました。
この頃になると人と会うことも億劫になってきて、仕事以外では
必要最低限での行動になっていました。
遠慮のない知人からは、
遠藤の髪の毛の毛先は、◯毛みたいやなあ。
不潔に見えるし、汚いで。
ちゃんとしたシャンプー使っているんか?
本当はかつらを付けて前向きになる思いだったはず・・・。
それが、
6枚のかつらと多額のローン・・・。
当時20代で本来ならアクティブな時代
世間は、丁度バブル絶頂期で浮かれていた時期、私は家族にも
知人、友人にさえ相談できず・・・。
この頃は、
自分の未来に
明るい兆しすら
感じられない毎日を
送っていました。
仕事にも徐々に集中できなくなります。プライベートな時間は
誰にも会いたくない。
ローン返済の為に、将来の為に絶対に遣わないと貯めていた
貯金を生活費に充てざるをえない。
かつらで人生を変えるはずが、かつらによって経済面、精神面
にドンドン追い込まれていたのです。
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使い捨て増毛法からかつらへの誘導
増毛だけで毎年100万円の出費は無理!
使い捨ての結毛増毛法は、
経済面でも自毛にも負担が大きすぎる・・・
そんな気持ちを持ち始めた頃、メーカのアドバイザーから、
かつらへの転向を進められます。
使い捨て結毛増毛では、追加で延々と数千本の契約を続けて
いかないといけないこと(年間100万円ほどの費用)。
それは、経済的にも時間的にも負担が大きすぎること。
そこで、画期的なかつらとして取り外し不要の装着方法と最新の
人工毛のかつらをミックスした製品を紹介されました。
そこで、
「遠藤さんだけ特別の対応をさせていただきます。」
と前置きをされて
当時5000本ほど残っていた結毛増毛をかつらへシフトする契約
を結ぶことになりました。結局、このメーカーの結毛増毛法は、残念ながらかつらを購入
させるために撒き餌的に過ぎなかったのだと思いました。
自毛を活かした結毛増毛法自体は、画期的な技術です。
しかし、使い捨てで有る限り、自毛と経済的な負担から継続利用が
困難なのです。
しかし、
かつら装着から開放されると信じていた増毛法は、
まったくの期待はずれで結局かつらへ回帰。
しかも、
新たに紹介された人工毛かつらの値段は、最初の大手メーカーの
約2倍の1枚85万円。
これで、
なけなしの貯金を使って100万円減らしたクレジットローンが再度
200万円を超えました。
当時の自分は、増毛できるなら!と必死で冷静な判断が
できませんでした。
当然のことながら薄毛の悩みは、親にも親しい友人にさえ
相談できず、自分ひとりで誤った判断を繰り返していました。
感覚が完全にマヒしていました。
メーカからは、人工毛かつらの軽いこと、特殊な人工毛なので水分を吸収
しないので早く乾くこと、熱に強いこと等々、人毛よりも遥かに多くの
メリットがあることを強調されていました。
しかし、実際に出来上がった人工毛かつらを見て愕然としました。
風合いが全くないのです。また、人工毛かつらを装着してからは、人工毛
特有のピーリングという現象に悩まされることになるのです。
ピーリングとは、毛が縮れてくる現象のことです。
当時、契約した人工毛かつらは、新規装着2ヶ月後頃から縮れが目立つよう
になりました。ピーリングは、摩擦による静電気や毛を引っ張ることで発生
します。
このピーリングという現象は、人毛では、基本的に起こりにくいです。
ピーリングが起こると、見た目にも不自然(不潔にも見える))です。
根本的な解決策は、ピーリングを起こした毛先をカットするしかありま
せんが、どんどんかつらの人工毛が短くなるので限界があります。
また、ピーリングを放置すると、誰の目にもかつらと映リます。
但し、人工毛には、前述のようにメリットもあります。
最新の人工毛の中には、ピーリングが発生しにくい高品質製品もあります。
このピーリングに悩まされて以降、一枚85万円の不自然なかつらとの戦い
が待っていたのです。
下記の写真がピーリングを起こした人工毛です。毛先すべてが、
このような状態になると誰が見てもかつらに見えます。
しかし、前のメーカと同じく1枚では壊れたときの対応ができないので
2枚製作しましょう!
結局、押し切られるように1枚85万円のかつらを2枚契約です。
ピーリングで毛先がチリチリになったかつらを交互に
使う毎日です。
装着は、接着剤を使って自毛にかつらを結ぶ方法。2週間ほどなら
生活に支障もないのですが、それを過ぎると自毛が伸びてかつらが
グラグラ動きます。
自毛地肌も綺麗に洗えない。
ピーリングの不自然なかつら、新たなかつらローン、安定しない
装着・・・ストレスだらけの毎日です。
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藁をもつかむ思いで別の大手メーカへ
4枚のかつら(内2枚は使えず)で200万円のローンを
抱えて悩みは深くなる一方の頃
人生を変えれると信じ、かつらを製作してもらった大手かつらメーカ
は強引なセールスに嫌気がさして1年一寸で通うことを止めていました。
結局、手元に残ったのは、4枚のかつらと
多額のクレジットローンです。
4枚のかつらも出来栄えの良い2枚だけを使用していたので実質的には
2枚のかつらで200万円のローンを組んだことになります。
残りの2枚は、どうやっても合わないので数回使っただけで
廃棄しました。
結局かつら1枚に100万円を投じた計算です。
それまでコツコツと貯めてきた貯金で半分の100万円を返済。
残ったローンは100万円です。日常生活では、2枚のカツラを交互に使用して自毛が伸びてきたら
自分で調髪をしていました。
つらい思い、つらい経験をしたにも関わらず、いや、つらい思いを
したからこそ、理想のかつら、増毛法を追い求めていました。
そのような生活が数ヶ月過ぎた頃、薄毛で悩みかつらで
悩んでいた自分にとっては衝撃的なTV-CMを見ることになります。
それは、かつらを装着せずに自毛を生かして
増毛できる画期的な技術でした(に見えました)。
居ても立っても居られず、早速、メーカーへ相談したところ、
とても紳士的で丁寧な対応にも安心して訪問。
アドバイザーの肩書きの女性に対応していただき、
自毛を活かす増毛法を丁寧に説明していただきました。
最初の大手メーカーは、かなり高圧的だったので、このメーカーの
丁寧な対応には好感を持ったことを憶えています。
増毛技術は、自毛に人工毛を結びつけて毛量を増やす方法(結毛増毛法)
で、頭の地肌を思い切り洗髪もできるし、かつらではないので、バレる
ことはない等々のメリットを説明されました。
下記イラストのような増毛法です。
まさに、当時の自分が求めていたもので、
これや!これなんや!と
心のなかで叫んでいました。
しかし、冷静になって考えれば、自毛が伸びてきたら結毛部分も
伸びるので自毛カットの段階で結毛部分もカットすることになります。
どれだけ我慢しても3ヶ月も経過すると自毛根元から3cmほど上に
増毛箇所が上がります。
根元で増毛するからこそボリュームアップできるし、引っかからずに
すむのです根元から3cmも浮くと洗髪しても引っ掛かります。
そして、増毛は根元にあるからこそヘアスタイルをつくれるのです。
根元から3cmも上がってしまうと綺麗なヘアスタイルをつくることが
難しくなります。
つまり使い捨ての増毛法は、スタイルは崩れず、自毛への負担が増す
ので継続性が低くなるのです。
弊社では、使い捨てでない再利用できる増毛サービスを提供しています。
https://www.smart-link.jp/strengths/extention.html
使い捨ての増毛法は、永遠に増毛用の毛が必要な増毛法なのですが、この頃は、これで薄毛の悩みを完全に解消できると信じ切っていました。
「時間があれば体験できますよ」
「如何ですか?」
是非、お願いします!と、増毛体験として数本を施術して頂きました。
「どうですか?何処を増毛したかわからないでしょう?」
う~ん、数本の増毛ではわからないのはあたり前・・・。
見た目にもフサフサ感を出すには、数千本単位での施術が必要とのこと。
これで最後だ!と信じて8,000本増毛の契約(100万円強)を結びました。
それからは、毎週、数百本単位で施術。数ヶ月経過して、当増毛法で毛量が増えたと思ったら自毛が伸びて同時に
結毛部分が伸びて自毛カットとともに結毛部分もカット。毛量が減る、増える、減る、増える、減る・・・の繰り返し。
これでは、契約した本数がすぐに尽きてしまう・・・どうしよう・・・
半年も経たないうちに3,000本が無くなりました。残りは5,000本・・・
今のペースならこれから1年ももたないだろう。
本当にどうしよう・・・
毎年増毛だけで100万円近い出費か・・・・
経済的に継続はできない・・・。
そこで、思い切ってメーカへ相談をします。
しかし、それはメーカの思い通りの展開だったのです。