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  • 本当に優しい人

    飴と鞭の使い分け

     

     

    中国青島滞在4日目。

     

    異国の街に来ると人の情けが身に沁みます。

     


     

    普段優しい人が一寸でも不機嫌になると

     

    「本当は怖い人なんだ・・・」

     

    一方で普段は乱暴な人が一寸だけ優しくすると

     

    「本当は優しい人なんだ・・・」

     

     

     

     

    人は、ギャップに弱いと思います。

    所謂、振り子理論。


    この振り子の振り幅が大きければ大きいほど

    効果があります。

     

     

     

     

    この振り子理論の理屈を分かっている人に

    よると人の心を掴むには

     

    ”鞭を90,飴を10”がもっとも効果的とか。

     

    日頃は相手を威圧、萎縮した頃合いを見計らって

    優しい一面を”チラリ”とだけ見せる。

     

     

     

     

    でも、そんなテクニック的なことではなく、

    本当に優しい人は、常に相手の立場になって考えて

    対応(行動)できる人だと思います。

     

     

     

     

    そのためには、他人の痛みを理解できることが

    必要。他人の痛みを感じることができない人は

    本当に優しくなることは困難だと思います。

     

     

     

     

    振り子理論を活用すると効果があります。

    でも所詮、小手先のテクニックでしかありません。


    相手の立場になっての対応ではないので、いずれ

    化けの皮が剥がれます。

     

     

     

     

    ”心の痛み”を感じる感性が大切です。

     

    そして振り子理論を使って接する人には要注意です。

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  • 中国出張

    中国の青島へ来ています。

     

     

    青島は、海山に囲まれた港町です。はじめて市内観光を

    したときには、郷里の神戸に似ていてすぐに大好きに

    なりました

     

     

     

    今週は、約4ヶ月ぶりに青島に来ています。

     

    成田からの直行便機内のほとんどは中国人の方々で

    ごったがえし。

     

     

     

    飛行時間は3時間ほど。

     

    打ち合わせ内容をチェックして、機内食を食べて、

    映画”クリード チャンプを継ぐ男”を見終わる頃には

    青島空港に到着していました。


     

     

    今回は、長めの出張なので7社との打ち合わせをプログラム。

     

     

     

    日中は、オフィスでの打ち合わせ&工場見学、夜はホテル内の

    会議室で打ち合わせです。自室に戻ってから業務対応。


    でも雑音が少ないので集中できます。

     

     

     

     

    下戸の僕は残念ながら青島ビールが飲めませんが、

    大好きな海鮮料理が美味すぎ!大好きなお茶も旨い。

     

     

     

    しかも、炭水化物料理が少ないので腹いっぱい食べても

    体重が減っています。デブの僕には見た目には何も

    変化はありませんが・・・(涙)

     

     

    27日(日)夜に帰国します。

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  • あなたのモテ期は何時ですか?

    誰にでも人生で3度訪れると言われているモテ期

     

     

    モテ期とは、

     

     

    「人生において急激に異性からモテる期間」

     

     

    と定義されています。

     

     

     

    誰が言い始めたか知りませんが、誰にでも人生で

    3度のモテ期があるらしい・・・。

     

     

     

    時期は異なるけど僕以外の知り合いは全員「モテ期」

    を数回体験しています。

     

     

    やはりモテ期は存在するようです。

     

     

    しかし・・・

     

     

    残念ながら僕は一度も「モテ期」を経験

    したことがありません。

     

     

     

     

     

     

    小学校から中学校にかけてクラスでモテていたのは

    スポーツマン。スポーツ万能な運動神経の良い男子が

    注目を集めていました。

     

     

     

    スポーツが得意で運動神経の良い男を女性は本能的

    にも選ぶと思います。

     

     

     

    一方で僕は運動音痴でルックスも良くありません。

    当然ながらまったく異性からは相手にされない。

     

     

     

    それからもずっとモテ期とは縁のない人生を送っています。

     

     

     

    異性からモテることもひとつの才能だと思います。

     

    そういう意味では僕にはその才能がありません・・。

     

     

     

    でも(才能がなくても)モテ期は、つくることも

    できるらしいです。

     

     

     

    人間の思考が前向きなときに分泌される「ドーパミン」

    安らぎを与える「セロトニン」のバランスが良好なとき

    に「モテ期」が訪れるとのことです。

     

     

     

    それには心と身体の健康とアクティブな生活で

    実は健康な毛髪にも密接に関わっているのですね。

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  • お前って何が楽しくて生きているの?

    20代の頃、当時の勤務先の先輩からの一言

     

     

     

    僕は今も昔も、

     

    アルコールを受け付けない体質で所謂下戸です。

     

    また、煙草の煙が苦手です。

     

    そして、ギャンブルの類にも興味がありませんし、

     

    異性にもモテない

     

     


     

     

     

    そんな僕を見ての先輩から半分冗談、半分本気で

     

     

     

    「普通な、欲望がある健全な男やったら酒も飲みたいし、

    煙草も吸いたい、ギャンブルもしたい、女も抱きたいねん」

     

     

     

    「お前みたいな、酒、煙草、ギャンブルにも興味ないっ

    彼女もおらへんみたいやし、何が楽しくて生きているの?

     

     

     

    でも僕は、ストイックに欲望を我慢しているわけではなくて

    体質的にアルコール、煙草を受け付けないだけ。

     

     

     

    ギャンブルは、社会人になってから急激に冷めてしまい

    興味がなくなっただけ。

     

     

     

    女性は大好きだけど相手にされないだけ。

     

     

     

    ついでながらパーティ等の大勢が集まる場所も苦手。

     

     

     

    結果、周りからは”つまらない男”に映っていました。

     

     

     

    しかし、

     

     

    僕は、小さいころから今でも自制心が弱い人間です。

     

     

     

    そんな自制心の弱い男が、

     

    もしも、酒や煙草を受け付ける体質で、

     

    もしも、ギャンブル好きだったら、

     

    もしも、異性にモテモテだったら、

     

     

     

     

    おそらく歯止めが効かず、20代で人生を棒に振って

    いた思います。

     

     

     

    今となっては、

     

    酒、煙草を嗜まない、


    ギャンブルに興味がない、

     

    そして、異性にモテない、

     

     


    世間的には、”つまらない人生”を送っていると思われる

    男の人生もそれはそれでおもしろいものですよ。

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  • ガキの異文化交流

    小さい頃から多様性を感じていました。

     

     

     

    小学校時代にもっとも仲が良かったのは学校の友達

    よりも近所の外国人一家の子どもたちでした。

     

     

     

     

     

     

    彼らと一緒に近隣の同世代のガキを集めて日が暮れる

    まで泥だらけになって遊んでいました。


     

     

     

    生まれ育った神戸市の舞子は、海山に囲まれていて

    遊びの場としては最高の立地でした。

     

     

     

     

    自宅前は当時空き地で、ガキにとっては楽園。

    ボール遊び、基地ごっこ、キーハンターごっこで

    いつも傷だらけ。

     

     

     

     

    大雨の翌日には空き地全体が大きな池のように

    水が溜まって頭から飛び込んだり、アメンボ、ゲンゴロウ

    を追いかけて上下の服はボロボロ。

     

     

     

     

    帰宅して母親に、

     

    「なんべん同じことをすんねん!自分で洗濯せえ!」

     

    シバかれる(怒られる)のが日常でした。

     

     

     

     

    その頃、色々な国の外国人と接することで考えさせられる

    ことがありました。

     

     

     

     

    それは、彼らの強く純粋な愛国心です。

     

    日本に暮らしながらも純粋に祖国を敬い愛しているのです。

     

     

     

     

    ”大きくなったら祖国に貢献できる大人になりたい!”


    と目をキラキラさせながら話す彼ら。

     

     

     


    当時の日本のガキには愛国心という概念がありません。


    そもそも学校では、愛国的な発想は徹底的に疎外されて

    いたように思います。日の丸や君が代を否定するような

    教師も残念ながら存在していました


     

     

    祖国を純粋に愛する気持ちは子供心にも羨ましく大切だと

    感じていました。

     

     

     

     

    中学校に進学する頃から彼らとの付き合いは激減して

    しまいましたが、今でもガキの頃に異文化交流が

    できたことは僕にとって財産になっています。

     

     


     

     

    現在、海外の毛髪製品会社の方々との取引を通して当時の

    経験が少なからず生かされていることに気付かされます。

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  • アカンタレ

    心の弱い子供時代

     

     

     

    僕は、小さいころから気が弱く、気が小さく

    いつも誰かの後ろで付いていくような子供で、

    リーダータイプではありませんでした。

     

     

     

    そんな心の弱い子供を変えようと母親に小学校

    低学年からカブスカウトという団体に入団させられ

    ます。

     

     

     

    させられます。と表現したのは、

    入団は僕の意志ではないからです。しかも折角だから

    誰にも頼られないような環境で自立心を持たせよう

    と敢えて他校区の団に入団させられました。

     

     

     

    入団日に自宅前で撮影した写真です(当時8歳)。

     

     

    自宅からカブ活動拠点は、山(正確には墓園)を越えて徒歩で

    約1時間かかる場所です。

     

     

     

     

    入団後は、毎週土曜日と祝祭日がカブ活動日です。

    カブの制服に着替えて一人でカブ活動の集合拠点まで徒歩で行きます。

     

     

     

     

    1971年当時、道路は舗装されていない箇所も多く、山には街灯が

    ありません。カブ活動が終わる時間帯は夜です。

     

     

     

     

    街灯がない真っ暗な山道を歩いていると光る目があちこちに。

     

    野犬の集団です。

     

    夏場になると苦手な蛇、百足、蜘蛛との遭遇。

     

    小学校低学年の子供にとっては毎回恐怖との戦いです。

     

     

     

    そして、もっと辛かったのは、

    別校区のカブ団なので団のメンバーには友人、知人は一人も居ないこと。

    他のメンバーは同じ学校の友人です。僕一人が部外者感。

     

     

     

     

    子供心にも居心地の悪さを感じていました。

     

     

     

    一方で毎週土日の活動と頻繁なキャンプで他校区の子どもたちとの

    ふれあいは、かけがえのないもので貴重な体験でした。

     

     

     

     

    あれから早40年以上経ちました。

     

     

     

    今でも帰省して当時通った道を歩くと、その頃の団の仲間や

    優しかったデンマザーや副隊長、隊長のことを思い出します。

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  • 今日は、ダブルセミナー

    弊社エクステセミナー&パートナーさんのセミナー

     

     

     

    パートナーさんのセミナーに参加しました。

    はじめて訪れたホテル会議室でのセミナーです。

     

     

     

     

     

     

    参加人数は70名を超えて盛況。弊社とパートナーさん

    との共同開発ウィッグの説明で伺いました。

     

     

     

     

     

    本来は、一泊二日のセミナーですが、僕は明朝に外せない

    仕事があって日帰りです。

     

     

     

     

    一方で弊社単独セミナーに関しては、ゲスト講師の

    スタイリストさんと弊社協力社員さんに講師をお願い

    して開催しました。

     

     

     

     

     

    事前に参加者の皆様には、僕が参加できないことを伝えて

    改めて参加の意思を確認させていただきました。

     

     

     

     

    結果は、予定通りに全員が参加していただきありがたく。

    一方で僕が居なくても・・・と少々、寂しい気持ちにも

    なりました。

     

     

     

    エクステビジネスとウィッグをベースにした毛髪製品

    ビジネスの魅力は十分に参加者に伝わったようです。

     

     

     

     

    アンケートからもすぐにメニュー化したいとの要望が

    多くて来月から順次導入支援をさせていただきます。

     

     

     

     

    来週は、3ヶ月ぶりの中国(青島)渡航です。

    今回は、7社との打ち合わせをプログラムしているので

    余暇の時間はありません。


    それだけに、中身の濃い出張になると思います。

     

     


     

     

    青島といえばビール。青島ビール博物館では見学後、

    ビールの試飲ができますね。濾過前のビールをビニール袋

    に入れてストローで飲むのが名物です。

     

     

     

    もっとも下戸の僕にはビールは無縁で、海鮮と茶(青島緑茶、

    ラオ山茶、烏龍茶)が楽しみです。

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  • かつら進化論

    かつらは進化しています。

     

     

    僕は、小さい頃から毛髪の悩みを持っていて10代後半からは

    アルバイトで貯めたお金の大半を各種育毛剤・発毛剤、マッサージ、

    器具等々、育毛・発毛効果があると聞くとなんでも試してきました。

     

     

     

     

    当時から毛髪博士と呼ばれる方々がいましてその方々がお勧め

    する発毛剤や育毛剤を使い続けていました。

     

     

     

     

    しかし・・・まったく効果がなくて似合わないパーマネントで

    誤魔化す毎日を過ごしていました。

     

     

     

    僕がはじめてかつらを使用したのは、1980年代後半で

    購入するには大手メーカに通うことが一般的な時代でした。

     

     

     

     

    かつらを使う切欠は、かつらならすぐに毛髪の悩みを解消

    できると考えてからです。

     

     

     

     

    当時のかつらを装着する方法は、前1箇所、横2箇所、後ろ

    2箇所の計5箇所を金具留する方法。

     

     

     

     

    かつらのベースは、一重ネット&旋毛周りは人工皮膚、生え際

    は見せれないのでフロントの毛があれば、生え際より数センチ

    後ろに装着するのが一般的でした。

     

     

    ↑僕がはじめて購入した1枚48万円のかつらです。

    辛い思いでばかりですが、どうしても捨てることが

    できずに手元に残しています。

     

     

     

    時代が進んでかつらの装着方法も多種多様。

    かつらの素材も多種多様。

     

     

     

     

    現在Sランク工場のオーダーメイドかつらをきちんと使用すれば

    他人から見て不自然に見えることはまずありません。

     

     

     

     

    弊社のかつらもSランク工場製をメインで取り扱っています。

    自然さを追求するために、髪の毛を自然に見せるための様々な

    対応をしています。

     

     

     

     

    例えば、毛の色をグラデーションを付ける、

     

    生え際に産毛を再現、

     

    生え際の毛の根元を脱色、

     

    ベース部分を引き抜き植毛、

     

    フロント部分を極薄いスキン(orネット)、

     

    全てのパーツを交換可能
    2.裏面

     

    3.フロント部分

     

    一昔前では考えられないほど自然で耐久性があって修理可能な

    製品が実現できています。

     

     

     

    一方でまだまだ進化できる点が多いとも思います。

     

     

     

    例えば、装着方法

     

     

     

    僕はテープ&接着剤での装着を採用していますが、

     

    もっと簡単にできないか?

     

    もっと長期間使用できないか?

     

    もっと快適に使用できないか?

     

     

     

    かつらの使用者から提供する側になってみて改めて

    奥深さを感じています。

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  • 第一印象が良すぎる人

    第一印象は重要です。

     

     

    との指摘は多くて、

     

    ”第一印象をよく見せる”セミナーや塾もあり活況です。

     

     

     

    それほど、第一印象は大切。

     

     

     

    僕もその通りだと思います。

     

     

     

    しかし、

     

    第一印象が、”必要以上に良すぎる人”には警戒をします。

     

     

     

     

     

    数年前のパートナー主催の勉強会でお会いした方。

    笑顔を絶やさず、物腰も軟らかい方でした。

     

     

     

     

    会話も途切れないのですが、その場の空気に

    嫌な違和感を感じていました。

     

     

     

     

    あまりにも”第一印象が良すぎる”のです。

     

     

     

     

    セミナー終了後にその方から、

     

     

     

     

    「ビジネスにも役立ち、人生すら変えてくれる

    素晴らしい会合があります」

     

     

     

     

    「遠藤さんには本当に成功してほしいし、

    世の中の多くの方を救える人です」

     

     

    「選ばれし救世主ですよ」

     

     

     

    「この会合に参加できるのは選ばれた人だけ。

    特別に招待しますので参加してください!」

     

     

     

    目がキラキラしてこぼれんばかりの笑顔です。

     

     

     

    「興味がありません」

     

    と丁重にお断りしました。

     

     

     

    僕は、20代にかつらの強引なセールスと某漢方薬で痛い目に

    あってから、特に猜疑心が強くなりまして、

     

     

     

    そもそも、赤の他人に儲け話をするような間抜けなお人好し

    存在しない(著名な作家の言葉)と思っています。


     

     

    初対面で必要以上に褒めたり、持ち上げたり

    する人にも警戒します。

     

     

    後に、パートナーさんから、

     

     

    僕をセミナーに誘った方は、某◯◯◯ビジネスの

    幹部会員で集客するために勉強会に参加したことを

    聞きました。

     

     

     

    僕の経験上、”必要以上に第一印象が良すぎる人”で

    長い付き合いに発展した方はいません。

     

     

     

    反対に、第一印象があまり良くないけど

    付き合えば付き合うほど関係性が深く

    なる方がいます。

     

     

     

    第一印象は重要だけど必要以上に良く

    見せる必要はありません。

     

     

     

    自然体が一番です。

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  • 顧客体験してみましょう

    薄毛で悩む毎日は憂鬱です。

     

     

     

    また朝がきた。

     

     

     

    ため息をつきながら妻に起こされて起床した二三太は、
    鏡に向かい洗顔をはじめた。

     

     

     

     

    すっかり薄くなった頭を見てまた、ため息が出てきた。

    二三太は、現在43歳、でも薄毛のせいか50代に見える。

     

     

     

     

    薄毛が目立ち始めてからは、すっかり内向的になってしまい、
    外出していても人目が気になってしかたない。

     

     

     

     

    妻からも

     

     

    『元気がない姿は見たくない。。。』

     

    と言われ続けて、薄毛隠しは散々やってみた。

     

     

     

    ・・・でもかつらはコリゴリだ・・・。

     

     

     

     

    遡ること20年前、二三太は某大手業者のかつらを使用していた。
    かつらを付けているときは薄毛であることを忘れさせてくれたが、

     

     

    一方で、

     

     

    バレていないか?

     

    外れないか?

     

    かつらのネットが破れたらどうしよう・・・

     

     

    の不安の毎日を送ることになった。

     

     

     

    また、追加で1枚、もう1枚と強引な業者のセールスで合計300万円の
    ローンを組んだこともあって生活も一気に苦しくなった。

     

     

     

     

    複数枚のかつらを購入した後も業者運営の理容店に通うたびに、毎回毎回

    追加購入を強引に勧められるのが苦痛で、いつしか、かつらも使用しなく
    なっていた。

     

     

     

    そんな経験もあってかつらは二度と使わないと決めている。

     

     

     

    ある日、なにげなくインターネット検索していると、
    Sランクのかつらとセルフメンテナンスの記事を見かけた。

     

     

     

    そこには、提供サイトも掲載されていた。

     

     

     

     

    20年前の悪しき記憶が蘇ってきたが、興味半分にアクセスすると、
    二三太が求めていたモノが全てそこにあった。

     

     

     

     

    世界最高品質が約束されるSランクのかつら工場で製作されたかつら
    を自分自身で好きなときにメンテナンス(色々な装着方法を生活スタイル
    に合わせて使ったり、自毛調髪)できるセルフサービス、必要に応じて
    提携する理容店も利用できる。

     

     

     

     

    事前に1週間、かつらをじっくりと確認できるサービスもある。
    自宅で、増やしたい箇所だけを増やすことができる増毛法サービス
    まで用意されている。

     

     

     

    なんだか、よさそうだなあと思い、会社案内を見ると、
    このサービスを提供する会社の社長は、20年以上のかつらユーザ。

     

     

     

    これってなんだか、本当にホッとするなあ。

     

     

     

    かつらは二度と付けないと決めていたけど、この会社は信用できる。
    そんな気がして妻に相談。

     

     

     

    『あなたが元気になるならいいわよ♪』

     

     

     

    笑顔で応える彼女が、

    ほんの少しウィンクしたような気がした。

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