頭皮の脂は薄毛の原因ではありません。
- 投稿日:2014年10月07日
- 作成者:
- カテゴリ:薄毛
頭皮の汚れや脂で薄毛は進行しません。
頭皮が汚れていたり、脂が詰まっていると薄毛になると
信じられていたのは19世紀の話です。
もし、薄毛の原因が頭皮の脂や汚れだとすると毛髪を
洗わない習慣の人たちが薄毛になる筈ですが実際には
そうはなりません。
20世紀になってから多くの検証からこの仮説は完全に
否定されています。
それでも、現在も頭皮を清潔にして脂を取ることが
薄毛にならないためのヘアケア!と誤った情報が氾濫
しています。
たしかに、皮脂量が多すぎて脂漏性湿疹で頭皮に湿疹
が出来ることがあります。この湿疹が悪化すると
毛が抜けることがあります。
ただし、AGAとは違って一時的な脱毛であって湿疹が
治れば新しい毛が生えてきます。
また、高価なシャンプーを使うと薄毛対策になるような
コピーも見受けられます。
毛髪をつくるのは毛包部分です。この毛包部分は頭皮
から数ミリ下にあります。シャンプー剤はこの毛包部分
まで届きません。
よってシャンプー剤によって毛が生えることも残念
ながら科学的にはありません。
但し、すすぎが重要です。
すすぎすぎるほどで丁度よいです。
多くの方がすすぎが足らないのです。
洗いすぎもよくありません。
シャンプーは一日に1回で十分です。
髪の毛にまつわる多くの誤解に惑わされないように
ご注意ください。