危機感は自分を救います(その1)
- 投稿日:2014年10月26日
- 作成者:
- カテゴリ:危機管理
これからもずっと平穏に暮らし続けられるのか?
僕は、転勤で上京するまで、生まれてから24歳まで
神戸市で生活をしていました。
神戸市は海山に囲まれた風光明媚な港町です。
自然豊かながら異国情緒も漂います。
また、自然災害も少なく安全な街と言われて
きました。
小さい頃から周りの大人(学校の先生を含)からは
「神戸には大きな地震は来ないから」
と教えられていました。
事実、24年間生活した中で有感地震はほとんど
ありませんでした。震度3以上の地震は数年に一度
でそんな地震が発生したら学校で話題になるほど。
神戸市は大地震と無縁と信じきっていました。
ところが・・・
1995年1月17日5:46にM7の直下型大地震に
神戸市が見舞われます。
高速道路が崩れ、駅が潰れ、あちこちから
火の手が・・・
自分が生まれ育った神戸の変わり果てた姿。
信じられない光景でした。
まさか、神戸で大地震が発生するなんて
考えもしませんでした。
それだけに多くの市民は地震対策はして
おらず被害が大きくなったのです。