無料ビジネスで儲ける
- 投稿日:2015年11月03日
- 作成者:
- カテゴリ:ビジネスモデル
インターネット検索サービス、ブログ、オンラインゲーム、
電話、コーヒー、情報誌・・・無料で提供されています。
現在、多くのサービスが無料で提供されています。
わかりやすい例では、インターネット検索(グーグル、ヤフー等)
すべての人が無料で利用できます。
では、サイト運営企業はどこで儲けているのか?
それは、広告収入で利益を上げています。
インターネットを活用した情報提供ビジネスのように粗利益が
極めて高いビジネスで無料ビジネスが増えています。
一方で本来高額と言われてきたサービスを無料にしようとする
企業があります。
僕が3年前に読んで衝撃を受けた
リアルフリーのビジネス戦略の著者である高橋仁氏が経営する
脱毛エステのミュゼプラチナムです。
同社は、所謂脱毛系エステサロンです。一昔前には大手サロンで
全身脱毛するには数百万の費用が必要でした。
ところが、ミュゼプラチナムは、全身脱毛まで無料にしようと
しています。
どこで儲けるの?と思われてしまいますが、
同社の戦略は、
1.無料にすることで美意識の高い女性会員数を爆発的に増やす。
2.爆発的に得た会員データベースを第三者企業へマーケティング活用
してもらうことにより収益を得る。
つまり、
会員のコミュニティがお金を生み出す仕組みがミュゼのビジネスモデルです。
企業からすれば、美意識の高い数百万人の思考は喉から手が出るほど
欲しい情報です。そのために一般的にはモニター、既存顧客アンケート等で
情報を集めます。
しかし、その情報量・質が悪いとビジネスが失敗するリスクが高まります。
現時点でミュゼプラチナム全身脱毛は無料にはなっていませんが
両脇、Vゾーン完全脱毛(何度も通える)コースは100円です。
一般消費者には無料で提供して、第三者企業から収入を得るビジネスモデルは
業種業態問わずに今後も増えていくでしょう。