備えましょう。

危機管理の話です。

 

 

 

上京してから早28年が経ちました。

 

 

 

僕は小さいころから東京に憧れていました。

まさに、死にたいくらいに憧れた、花の都、”大東京”です。

 

 

 

でも、20代後半の頃は、毛髪製品や疾病を経験して東京生活が

辛くなり、何度も郷里に帰ることを考えていました。

 

 

 

 

それが、東京生まれ東京育ちチャキチャキの江戸っ子の女性と

家庭を持って、5年前には起業します。

 

 

 

小さいころからリーダーシップの欠片もないガキが経営者に

なるなんて自分でもまったく予想していませんでした。

 

 

 

先のことなんてまったくわからないですね。

来年のことすらわからない。

いや、明日のことすらわからない。

 

 

 

僕が生まれ育ったのは、兵庫県神戸市です。

 

 

 

そんな神戸にはある伝説がありました。

それは、”神戸には大震災は絶対に来ない！”というもの。

 

 

 

事実、神戸で暮らした24年間で、有感地震は年に数回。

震度3以上の地震が来たら学校で話題になるほどです。

 

 

 

 

ところが、1995年に阪神淡路大震災が発生。

メディアを通して変わり果てた神戸市街を見て愕然とします。

 

 

 

当時の神戸市民には大震災は来ないとの意識から震災対策を

されていた家庭も少なく、地震への備えは薄かったと思います。

 

 

 

 

その後も地震空白地帯で大震災が発生しています。

 

 

 

日本は地震と火山列島です。

 

何処でも何時でも大震災に見舞われる可能性があります。

その時期がわからないだけ。

 

 

 

それは、今日からもしれないし、50年後、100年後かもしれない。

 

 

 

現在の人類の力では、大震災を止める術はありません。

だからこそ、減災が大事です。何処でも何時でも起こりえることを

意識しての備え、行動です。

 

 

 

 

 

日本で暮らす人がその危機管理意識を持ち続けるだけで、

地震の被害は大幅に減らせるはずです。

 

 

 

危機管理は、自分を救い、家族を救い、そして国家を救います。