洗髪と薄毛の関係について
- 投稿日:2016年02月18日
- 作成者:
- カテゴリ:ウィッグ, かつら, スマートアップエクステ, 増毛, 毛髪, 洗髪
正しい洗髪方法についてのお話です。
日本で現在のような毎日洗髪の習慣ができたのは
30年ほど前からです。朝シャンの時代。
昭和初期は、粉石けん(固形の化粧石鹸、所謂洗い粉)
が主流です。当時の洗髪頻度は、週に1回ほど。
昭和30〜40年代から石油系洗剤が主流になります。
この頃の洗髪頻度も週で数回です。
自毛や地肌の汚れが薄毛の原因とする説があります。
でもこの説は20世紀になって誤った説であることが
科学的に証明されています。
もし、地肌や自毛が汚れることが薄毛の原因なら
洗髪習慣のない明治時代の人は薄毛だらけになります。
或いは、洗髪習慣がない原住民の方々は薄毛だらけに
なります。
でも、実際にはそのようなことはありません。
つまり、洗髪をしっかり行う=有効な薄毛対策とは
言い切れず、反対にシャンプーのしすぎは薄毛を進行させて
しまう可能性があるのです。
そして、洗髪回数よりも洗髪方法が重要です。
シャンプーをよく泡立てて爪を立てずに、指複で
やさしく洗うこと。
↑
これが、正しい洗髪方法だと思う方が
多いと思います。
でも、最良の洗髪方法は、洗髪よりも”洗頭皮”です。
それから、しつこいくらいのすすぎ。
すすぎ時間は少なくとも3分は必要です。
頭皮に付いたシャンプー剤を徹底的に洗い流してください。
洗髪の何が問題かと言うと新生毛を指腹で
洗うことで一緒に抜けてしまうことです。
新生毛は、成長するにつれて太くしっかり
した毛に育ちます。
この新生毛が育つ前に、抜けてしまうと
薄毛が進行します。
ヘアサイクルは下記の通りです。↓
元々、シャンプーの語源はヒンディー語の
チャンプー。
チャンプーはマッサージ技術を意味します。
シャンプーの本来の意味は、洗髪では
なくて頭皮を洗う技術と言えるでしょう。
洗髪を洗頭皮に変えることは有効なヘアケアです。
弊社の自毛を活かした増毛技術(スマートアップエクステ)
のお客様には洗頭皮を進めています。
洗頭皮のコツは、指腹で頭皮を少しづつ小刻みに
動かしながら洗うこと。そして徹底的なすすぎ。
洗頭皮をお試しください。驚くほど自毛が元気になります!