3.11 5年前の記憶
- 投稿日:2016年03月11日
- 作成者:
- カテゴリ:かつら, 危機管理
2011年3月11日(金)東北地方太平洋沖地震が発生
5年前の今日、皆さんは何処で何をされていましたか?
僕は、2011年に起業しました。法人登記した日は、
2月25日です。その日は大安◎、快晴☀。
とても晴れ晴れとした気持ちで渋谷法務局に出向いて
登記したことをおぼえています。
その、僅か2週間後に、未曾有の大震災が発生。
3.11 14:46 震災発生時間は、東京のオフィスで仕事中で、
今まで経験したことのない大きな揺れに恐怖を感じながら、
頭の中では、起業した意味をずっと考えていました。
1000年に一度のM9の超巨大地震と超巨大津波で尊い多くの命が
奪われ、その後も大きな余震が続き、原発が収束しない状況で、
不安な気持ちが先行。
何故、この国難ともいえる時代に起業したのか?
の疑問文が、ネガティブな意味も含めて僕の心の中をずっと支配
していま した。
考えに考え抜いて、自分なりに出した答えは、自分は産声をあげた
ばかりではあるが、起業家である。
自分の努力によって事業を大きく成長できる環境が
与えられている。
ならば、有事の今、国、社会に貢献する力を持つこと
が必要であり、事業を成長させて社会に貢献すること
が重要であること。
しかし、起業したばかりの弊社は無力です。
一方でハード、ソフト両面で圧倒的な支援をする企業、
そしてその企業の経営者。
彼らのように、有事の際、国や社会を強力に支援する力
を持つことがどれほど重要であるか。
彼らに一歩でも近づきたい。
国難の時代に、国、社会の役に立ちたい。
この思いは、3.11以降、僕の心に強く刻まれました。
あれから5年。
天災は忘れた頃にやってくると言われています。
天災がくることを前提とした危機感を持ち、備える
ことの大切さを改めて気づく日です。
備えましょう。危機感が自分を救い、家族を救い、
会社を救い、そして国家を救います。