本当に優しい人
- 投稿日:2016年03月26日
- 作成者:
- カテゴリ:かつら, コア
飴と鞭の使い分け
中国青島滞在4日目。
異国の街に来ると人の情けが身に沁みます。
普段優しい人が一寸でも不機嫌になると
「本当は怖い人なんだ・・・」
一方で普段は乱暴な人が一寸だけ優しくすると
「本当は優しい人なんだ・・・」
人は、ギャップに弱いと思います。
所謂、振り子理論。
この振り子の振り幅が大きければ大きいほど
効果があります。
この振り子理論の理屈を分かっている人に
よると人の心を掴むには
”鞭を90,飴を10”がもっとも効果的とか。
日頃は相手を威圧、萎縮した頃合いを見計らって
優しい一面を”チラリ”とだけ見せる。
でも、そんなテクニック的なことではなく、
本当に優しい人は、常に相手の立場になって考えて
対応(行動)できる人だと思います。
そのためには、他人の痛みを理解できることが
必要。他人の痛みを感じることができない人は
本当に優しくなることは困難だと思います。
振り子理論を活用すると効果があります。
でも所詮、小手先のテクニックでしかありません。
相手の立場になっての対応ではないので、いずれ
化けの皮が剥がれます。
”心の痛み”を感じる感性が大切です。
そして振り子理論を使って接する人には要注意です。