青春時代は、髪の毛の悩み
- 投稿日:2018年04月10日
- 作成者:
- カテゴリ:ルックス, 少年時代, 悩み
オシャレを楽しみたい、でも楽しめない・・・。
僕は生まれつき髪質が細く、毛量も少なく、おまけに
オデコが広く、小さい頃から人知れず毛髪で悩んできました。
また、物心のついた頃から、周りの大人たちから
「隆之くん、男は顔とちゃうからな」
「見てくれが悪くても出世した男は一杯おる」
「ブサイクな男のほうが偉くなるんや」
「大きくなったら仕事で見返したれ」
「顔は良くでけへんから、心を鍛えなアカン」
ルックスにも全く自信がありませんでした。
学校に通いだしてからも、
お世辞でもルックス面で褒められたことも、
ルックス面で異性から注目されたこともありません。
そこで、
顔の作りは、変えようがないけど、髪の毛の悩みだけは、
なんとか克服しなければと思うようになったのです。
でも頭髪の悩みは、他人に相談することは抵抗があり、
親にも相談できず……。
十代後半頃には、アルバイトで貯めたお金で薬局で
高価な育毛剤(1980年当時で1万円以上)を購入し、
家族にも隠れて、マッサージを毎日行っていました。
薬局で育毛剤を購入すること自体、抵抗があったので
父親が使うので…..と前置きして購入していました。
しかし、どれだけ育毛剤を使っても、マッサージをしても
髪の毛が太くなることも増えることもありませんでした。
毛髪が少ないことを隠すためにパーマをかけてボリュームを
出して毎朝、毛量を多く見せる為だけに鏡の前で30分以上格闘
していました。
それでも、時間をかけて毛髪ボリュームを出しても外出して
強風に煽られるとすぐに元通り。当時は、風の強い日の外出
は苦痛でした。
髪の毛を多く見せる工夫をすることと並行して多種多様な育毛剤
を購入、育毛に効果があると聞くとなんでも試してきました。
今度こそ!今度こそ!それだけを信じて。
また、育毛と名が付く書籍(専門書も)を買い漁り、読み漁り。
多様な育毛剤、専用シャンプー、専用リンス、専用トリートメント、
専用コーム、毛髪に効くマッサージ・・・、
毛髪のための毎月の出費は、1980年当時で3万円を超えていたと
思います。パーマをかけたり、短髪にしたり、髪型も頻繁に変えながら、
育毛に励んできましたが、毛が太くなることも、増えることもなく、
髪の毛の悩みは常に私の頭を支配していましたね。
その悩みが僕の心の痛みでした。
そして、
この心の痛みが弊社の理念に繋がっています。