酒が飲めない男は人生の落ちこぼれ！

20代の頃の職場先輩からの言葉

 

僕は、アルコールに弱く、所謂下戸です。

 

 

 

社会人になった頃、今では考えられないほどの

パワハラが当たり前の時代。

 

 

その頃は、成人男性の喫煙率は80%ほど。

 

 

歩きタバコは常識、映画館、飛行機内、在来線

でも喫煙可能。

 

 

病院の待合所でも喫煙が許されていました。

 

 

当然ながら会社の自席での喫煙も当たり前

 

 

当時の職場の男性社員のほとんどが喫煙者でした。

 

 

そして、仕事が終わったら飲み会です。

 

 

あるとき、酔っ払った先輩社員から説教されます。

 

 

「遠藤！なんで飲まへんねん！」

 

「俺は、酒が飲めない男は信用しない！」

 

「タバコを吸わない男も信用しない！」

 

「酒が飲めない男は仕事もできない！」

 

「酒が飲めない男は女にモテない！」

 

「当然家庭もモテへん」

 

「だ・か・ら！」

 

「人生の落伍者になりたくなかったら、

これから毎日酒を無理しても飲め！」

 

「ええか！酒が飲めない男は人生の落ちこぼれ！」

 

 

今の時代では、問題視されるような言葉ですが、

その頃は日常茶飯事でした。

 

 

酒が飲めるのは体質なので飲めない体質は変えようが

ない！と思っていたのでこの先輩の助言（？）を無視

していました。

 

 

また、酒が飲めなくても人生の落伍者にはならない

ことを証明したくて奮起した頃です。

 

 

今の時代は、こんな先輩はほとんど居なくなりました。

 

 

ゆとりがあり、癒される空間は居心地がよいものです。

 

 

でも、ときには居心地の悪い時間を過ごすことも

必要だと思います。