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【危機管理】護身、身を守る方法

護身術とは、暴漢などから自分や他人の生命・身体を守るための

知識や技術、方法などの総称。

 

 

近年、いきなり不意に暴行を受ける物騒な事件が

増えています。見知らぬ人からの突然の攻撃から

身を守るにはどうすればよいのでしょうか?

 

 

以前のウィッグセミナーの休憩時間のことです。

 

 

参加者のサロンスタイリストの女性が当ブログを

見てくれていて僕が空手を習っていることを

知っての質問です。

 

 

「女性でも使える護身術ってありますか?」

 

 

 

 

僕から、最強の護身術は、

 

1.危険な場所・人に近づかないこと

 

2.万が一近づいてしまったら急いで安全な場所まで逃げること

 

と説明しました。

 

 

質問した女性から

 

「うーん、そういうことを聞いているのではなくて

イザというときに使える護身術を教えてほしいのです!」

 

と改めて聞かれました。

 

 

しかし、書籍、雑誌、テレビ等で紹介される護身術を

イザというときに使える人は、普段から武道や格闘技で

実戦トレーニング(スパーリング、組手等)積んで

いる人や、場慣れ(喧嘩慣れ)している人に限られます。

 

 

そのような経験のない殆どの一般人は、見知らぬ相手が

突然襲ってきたら筋肉が硬直し、動くこと

できなくなります。

 

 

場合によっては声も出ないでしょう。

 

 

まさに何もできない状態になります。

 

 

もっとも、実戦経験豊富な方でも相手が武器を携帯

していたら対処することは難しくなりますが・・・。

 

 

 

護身ブザーを持っていてもいきなり襲われたら

体が固まってしまい、ブザーを押すことすら難しいです。

 

 

 

書籍、テレビ等で護身術として紹介される、

 

例えば、

 

・相手が肩を掴んできたらクルッと回って関節を決めて倒す!

 

・後ろから羽交い締めにされたら腰を落として肘打ち!

 

・顔面に攻撃が飛んできたら体を入れ替えて金的へ蹴り!

 

・手首を掴まれたら手首を返しながら外して関節を決める!

 

・前から抱きつかれたら突き飛ばして相手のスネを蹴る!

 

すべてフィクションの世界です。

 

 

 

プールや海で泳がずに、陸上でクロールや平泳ぎの練習だけを

してもいきなり水中に飛び込んだら溺れます。

 

 

実戦はそんなに甘くありません。

 

 

下手に護身術を覚えて対峙しようとすると逃げ遅れて

大怪我に繋がります。

 

 

付け焼き刃で護身術を覚えるよりも危険な場所や人を

察しする感覚や、逃げるための脚力、スタミナを鍛える

ことが最強の護身術です。

 

 

まさに危機管理意識と基礎体力が重要です。

 

 

繰り返しますが、誰でも使えて最強の護身術は、

 

1.危険な場所や人には近づかない

 

2.万が一、危険な場所や人に近づいてしまった場合は

速やかに安全な場所まで逃げること

 

これに尽きます。

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