頭皮の脂が薄毛の原因ではありません!
- 投稿日:2020年10月10日
- 作成者:
- カテゴリ:ヘアケア, 育毛・発毛, 薄毛
頭皮の汚れや脂で薄毛は進行しません。
頭皮が汚れていたり、脂が詰まっていると薄毛になると
信じられていたのは19世紀の話です。
20世紀になってから多くの科学的な検証から
この仮説は完全に否定されています。
それでも、現在も頭皮を清潔にして脂を取ることが
薄毛にならないためのヘアケア!と誤った情報が氾濫
しています。
たしかに、皮脂量が多すぎて脂漏性湿疹で頭皮に湿疹
が出来ることがあります。この湿疹が悪化すると
毛が抜けることがあります。
ただし、AGAとは違って一時的な脱毛であって湿疹が
治れば新しい毛が生えてきます。
また、高価なシャンプーを使うと薄毛対策になるような
コピーも見受けられます。
毛髪をつくるのは毛包部分です。この毛包部分は頭皮
から数ミリ下にあります。シャンプー剤はこの毛包部分
まで届きません。
よって、育毛・発毛効果を謳ったシャンプー剤で
毛が育ったり生えることはありません。
重要なのは、すすぎです。すすぎすぎるほどで
丁度よいです。
多くの方はすすぎが足らないのです。
シャンプー時間の3倍が理想のすすぎ時間です。
洗いすぎもよくありません。
シャンプーは一日に1回で十分です。
髪の毛にまつわる多くの誤解に惑わされない
ようにしてください。