甘い誘惑
- 投稿日:2020年12月01日
- 作成者:
- カテゴリ:危機管理
令和二年も残り30日
令和二年は、新型コロナウイルスの影響で世界規模
で生活様式が変わってしまいました。
昨年の今頃、1年後、外出時には会食以外は
マスク着用がほぼ義務化されて頻繁な消毒と
検温が当たり前になるとは思いもしません
でした。
今は、ウイズコロナの時代です。
さて、令和は、大化から数えて284番目の元号です。
平成時代は、バブル経済からはじまりました。
平成元年の世界経済は、圧倒的に日本がリード
していました。
当時の国別の世界時価総額ランキング企業数は、
↓
日本 32社
アメリカ 15社
イギリス 3社
それから30年以上経過した現在は、
アメリカ 31社
中国 7社
イギリス 2社
スイス 2社
フランス 2社
日本 1社
韓国 1社
香港 1社
台湾 1社
ベルギー 1社
グローバルでの日本の影響力は一気に低下しました。
理由は色々あるでしょうが、そのときに良ければの
考えで、時代に合わせた変化を避け続けたことに
あると思います。
少子高齢化で生産力が低下することは明らかであった
にも関わらず変化することを多くの国民も避けて
きました。
最近、世界情勢や日本の経済力や財源を正しく理解せずに
心地よいマニフェストを掲げる政治家が増えていて熱狂
する国民が増えて来たように感じます。
☑税金を下げて最低報酬額を上げます!
☑社会保障を手厚くします!
☑消費税を撤廃(or率を下げる)します!
☑低所得者層の税負担を下げます!
財源は、
☑高額所得者の累進課税を上げて、
☑儲かっている企業の法人税を上げて、
☑高額預金税を導入して、
☑公務員を大幅に減らして、
☑国家レベルのイベントを自粛して、
☑土地の国家管理を進めて、
☑治安維持費を大幅に減らせば
簡単に実現できるとか・・・。
日本の平均世帯所得は年々下がっている
現在、とても心地よいマニュフェストです。
でも、心地よい政策を受け入れ続けた結果の
失われた30年。
令和時代、
時代に合わせた変化がより強く求められます。
ウイズコロナの時代なのでより注意が必要です。