頭皮の脂は、薄毛の原因ではありません。
- 投稿日:2023年04月11日
- 作成者:
- カテゴリ:ヘアケア, 育毛・発毛, 薄毛
頭皮の汚れや脂で薄毛は進行しません。
頭皮が汚れていたり、脂が詰まっていると
薄毛になると信じられていたのは
19世紀の話です。
20世紀になってから多くの科学的な検証から
この仮説は完全に否定されています。
現在も頭皮を清潔にして脂を取ることが
薄毛にならないためのヘアケア!
と誤った情報が氾濫しています。
たしかに、皮脂量が多すぎて脂漏性湿疹で
頭皮に湿疹が出来ることがあります。
この湿疹が悪化すると毛が抜けることが
あります。
ただし
AGAとは違って一時的な脱毛であって
湿疹が治れば新しい毛が
生えてきます。
また、育毛シャンプーを使うと
薄毛対策になるようなコピーも
見受けられます。
毛髪をつくるのは毛包部分です。
この毛包部分は頭皮から数ミリ下に
あります。
シャンプー剤はこの毛包部分まで
届きません。
よって、
育毛・発毛効果を謳ったシャンプー剤で
毛が育ったり生えることはありません。
重要なのは、すすぎです。
すすぎすぎるほどで
丁度よいです。
多くの方はすすぎが足らないのです。
シャンプー時間の3倍が理想の
すすぎ時間です。
洗いすぎもよくありません。
シャンプーは一日に1回で十分です。
髪の毛にまつわる多くの誤解に惑わされない
ようにしてください。