かつらの装着方法(連続装着編)
- 投稿日:2023年05月22日
- 作成者:
- カテゴリ:ウィッグ, かつら, 装着方法
かつらの装着方法は多種多様です。
1.クリップタイプ
2.編み込み
3.テープ
4.接着剤
等々
いずれも一長一短があります。
装着方法でよく聞かれる質問があります。
それは、
「最適な装着方法を教えてください」
です。
弊社では、
お客様の生活環境に合わせてもっとも
利用しやすい装着方法を選んでください
と答えています。
本日は、
”編み込み装着方法”について記します。
かつらメーカとして顧客の継続率は
とても重要です。
新規顧客獲得に比較して既存顧客を継続
していただく方が収益が圧倒的に
高くなるからです。
そこで既存顧客の継続率を高める
もっとも有効な方法があります。
それは、
顧客をメーカのサロンに通わせざるを
えない状況にすることです。
そして、
他社の製品を評価できにくく
することです。
毛髪のボリュームダウンに悩む
方々にとって確実にボリュームアップ
できるかつらは必需品です。
そこで
顧客がサロンに行かなければ
外せない。
サロンに行かなければ装着が
できない方法を顧客に
利用してもらうこと。
これによって、
顧客継続率が劇的に高まります。
外せない方法として、
もっとも有効なのが編み込みです。
自分で外すのはとても難しく、
抵抗があります。
ちなみに編み込み方法も
数種類あります。
ガチガチに固める方法、
ポイント編み込み、
接着剤を利用した編み込み
等々。
特にガチガチの編み込み装着は、
顧客は外せない ので
他社製品を評価することが
とても難しくなります。
編み込み装着の場合、
顧客はプリペイドの回数券を
購入することが多いです。
プリペイドで回数券を購入した
顧客は継続してサロンに通います。
結果として長期間に渡って
メーカサロンに通い続けることに
なります。
他のかつら会社製品を試す機会は
ほぼ排除できます。
また、かつらをレンタル形式にすれば
2年毎にかつらの契約がスムーズに
できます。
勿論、顧客にとって
編み込み装着方法にはいくつかの
メリットがあります。
1.外れない(外れにくい)ことによる安心感
2.装着手間が軽減できるので楽
です。
一方でのデメリットは、
1.(個人差がありますが)2週間ほどで
編み込み部分が緩んできてかつらが
グラグラして動きます。
1ヶ月も経過するとかつらがなんとか
自毛に付いているとても不安定な
状態になります。
2.自毛地肌を快適に洗髪することが
できません。編み込んでいる箇所は
綺麗に洗えません。
3.(個人差がありますが)編み込んだ
場所の脱毛が進みます。
です。
編み込み装着については、
メリットとデメリットを踏まえて
冷静に検討することが必要です。