悩み解消用ウィッグが広まらない理由(その2)
- 投稿日:2024年11月05日
- 作成者:
- カテゴリ:ウィッグ, かつら
それは、脱着(脱着方法含む)です。
ウィッグの装着方法は多種多様です。
1.金具クリップ(ピン)
2.編み込み(複数種類あります)
3.両面テープ
4.接着剤(シリコン等)
各々、一長一短があります。
私がオススメするのは、自毛状態と
生活スタイルに合わせて装着方法を
選択することです。
しかし、
すべてのお客様が満足される脱着方法
は現時点では残念ながらありません。
今回のブログでは、
金具と編込みのメリットとデメリットを
記します。
1.金具クリップ(ピン)
(1)メリット
自分で脱着可能、自毛をきちんと洗える
ので清潔。
就寝時外せるので頭皮、自毛負担がない。
(2)デメリット
自毛がなければ使用できない、同じ箇所で
留めていると自毛箇所がダメージを受ける。
留め方が甘いと外れる。
2.編み込み(複数種類あります)
(1)メリット
編み込み後、2-3週間はしっかり装着して
いるので外れるリスクが低い。
(2)デメリット
編み込み後、(個人差があるが)約2週間後
から緩んでくるのでウィッグがグラグラ。
編み込み箇所の自毛地肌を洗髪することが
難しく肌の弱い人は荒れたり化膿することが
ある。
長期間編み込みを続けていると自毛、地肌
へのダメージが蓄積し、編み込み箇所の
脱毛が進むことがある。
自分で原則外すことができないので
他社製品を試すことが極めて難しい。
次回のブログでは、
悩み解消用ウィッグユーザが増えない
理由(その3)をお伝えします。